2014-09-27

おっされ工房 その壱

お友達の紹介で気づけばもう4年近く。。
アクセサリーなんていまだに身につけないし、全く興味なかったのにお仕事になるなんて不思議なご縁。
とはいっても手先は器用な俺ちゃん。嫌いじゃないの。

同僚にはちと内緒で、作業風景アップしちゃいま〜す!!


これはずいぶん前のコレクション。
細っっっいチェーンを小っっっこいリングでつなぎ合わせてネットを作ってるところ。
気の遠くなる作業だけど、黙々と、淡々と進めていきます。



計、10時間以上かかって完成。
俺ちゃん、笑顔でガッツポーズ。


実際着こなすとこんな感じ。
きれいでしょ。


続きますて〜、これは別のコレクション。
これまたちっこいパールを専用の糸でくるくるグルグルくるくるグルグルチェーンに巻き付けてるところ。


出来上がりはこれ。
髪飾りになりました。


こちらも似たような手法です。


は〜い、耳飾りができました。
見えます?

まだいろんなのがあるから今後もお見せしていきま〜す!!
ばいちゃ〜


2014-09-21

秋晴れ ブロカント

黄色ちゃん、茶色ちゃんの葉っぱがあちこちに舞い降り始めていい感じ。

ちゃりんこでお友だちのお家に行く途中、ブロカントに遭遇。この季節ちょくちょくいろんな地区で行われるフリーマーケットのことなんです。
別に欲しいもんないやって思ってたけど覗かずにはいられない。。


早速、散策開始。。


骨董品、服に靴に、家具に、おもちゃって前は惹かれるてたけど今は物を増やしたくない気分。
見るだけ、触るだけ。。


まあね、いらないか〜 いらないよね〜


にゃ〜んも欲しいもんにゃ〜い帰ろっかにゃ〜って思ってたら、後ろの方からにゃ〜〜って、何って振り向いたら、あらっ、あなたたち〜!!


きゃわいいいい〜!!
ほぼ新品のにゃんちゃんバッグだって〜 Paul&Joeだって〜 30€だって〜
買っちゃ〜う!!


えへっ。
っつーことで帰って早速ふぁねちゃん入れてみる。ふぁねちゃん連れて出掛ける予定全くないけどふぁねちゃん入れてみる。家中うろちょろしてみる。
楽すぃ〜〜!! 
そんじゃ〜ね、ばいば〜い!!

2014-09-15

サン・ジェルヴェ教会

パリ市役所のすぐ裏にあるこの教会は俺ちゃんの癒しの場所。
というのも仕事場の近くにあるので時々お昼休みに足を運びます。


入った瞬間、やわらかい空気が漂います。
この教会は普段あまり人もいなくって静かでリラックスするには最適なんです。


ちょっと気が重かったり、疲れを感じたりしたときはここに来て深呼吸。


晴れた日は太陽の光がステンドグラスを透かしてきれいな色の模様があちこちに。
天使ちゃんだらけです。


たまに、練習中のパイプオルガンの演奏が聴けたりすることも。


宗教には関係なく、神聖な空間にいるだけで優しい波動に包まれます。


そしてマリア様からのメッセージが聞こえる気がします。
合掌。



2014-09-04

オートクチュール ボタンの世界

こんちゃー!!
きょうは、俺ちゃんのお仕事をちょこっとお見せしちゃいます。
かれこれ4年くらいかな、アクセサリー工房で働いてます。
厳しい世界だけどとてもやりがいのあるお仕事です。
そんな中、ここのアトリエではアクセサリーとさらに年に2回行われるシ••ルのオートクチュールコレクションで全ボタンを制作しています。
毎シーズン新作30型以上、サイズ、色数も合わせて計500個以上の発注を受けます。


ストラス、天然石、パール、スパンコールを貼付けたり、エナメル加工や編み込みなど様々な手法があります。


作業は工程表を参考に進めていきます。すべてが同じ形、同じ方向であるよう1ミリのずれもないように段階ごとに流れ作業で作り上げていきます。


最初の時点で位置がずれてしまうと、のちにストラスを張るスペースがなくなったり、ずれが生じて均等な形にならなくなるのでかなり注意しなくてはいけません。


完成したあとも傷がないか糊がはみ出ていないか、チェックしアルコールを使って汚れを拭き取ります。仕上がりまで、ボタンによっては専用オーブンで温めたりさらに糊を強化したりと5時間以上かかるものもあります。


そしてこのボタンちゃんたちはあっという間に旅たっていきます。


遠くからだときっと誰も分からないくらい小さいもの。


だけど、その小さい中にもプロフェッショナルな思いが詰まっています。


オートクチュールのボタンちゃんたちは服に縫い付けられてその後きっと見る機会も触る機会もないんだろうけど、そこに携われるお仕事ができてとても光栄に思います。