2014-09-04

オートクチュール ボタンの世界

こんちゃー!!
きょうは、俺ちゃんのお仕事をちょこっとお見せしちゃいます。
かれこれ4年くらいかな、アクセサリー工房で働いてます。
厳しい世界だけどとてもやりがいのあるお仕事です。
そんな中、ここのアトリエではアクセサリーとさらに年に2回行われるシ••ルのオートクチュールコレクションで全ボタンを制作しています。
毎シーズン新作30型以上、サイズ、色数も合わせて計500個以上の発注を受けます。


ストラス、天然石、パール、スパンコールを貼付けたり、エナメル加工や編み込みなど様々な手法があります。


作業は工程表を参考に進めていきます。すべてが同じ形、同じ方向であるよう1ミリのずれもないように段階ごとに流れ作業で作り上げていきます。


最初の時点で位置がずれてしまうと、のちにストラスを張るスペースがなくなったり、ずれが生じて均等な形にならなくなるのでかなり注意しなくてはいけません。


完成したあとも傷がないか糊がはみ出ていないか、チェックしアルコールを使って汚れを拭き取ります。仕上がりまで、ボタンによっては専用オーブンで温めたりさらに糊を強化したりと5時間以上かかるものもあります。


そしてこのボタンちゃんたちはあっという間に旅たっていきます。


遠くからだときっと誰も分からないくらい小さいもの。


だけど、その小さい中にもプロフェッショナルな思いが詰まっています。


オートクチュールのボタンちゃんたちは服に縫い付けられてその後きっと見る機会も触る機会もないんだろうけど、そこに携われるお仕事ができてとても光栄に思います。

2 件のコメント:

  1. すご〜〜い、素敵!やっぱり時間かけて作ってるものって素敵ね〜。
    このボタン、欲しい〜〜。

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  2. ほしい?
    一個100万円からで〜す!!

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